想い出は心の宝石箱に・・・

虚々実々の記事に、読者はどれが真実なのか、それを見極める

楽しみがある。

トランポリンで、小躍り・・・

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  世界に衝撃が走った。


  トランプがトランプリンで、小躍りしていると・・


      ハートのエースがでず、ババが抜かれたと・・





  米国大統領選で、ヒラリーをあのトランプが破った。



   Donald Trump_003





  誰もが予想だにしていなかった結末。





   品位のない顔つき。脱税、自らの大学を巡っての訴訟、そして女性をやりたい


  放題こけにするなど、過去の大統領候補になかった、ダーテイーな経歴。


  全ての要素から、クリントンの勝利を、多くのマスメデイアが予想していた。





  しかし、既存の政治に飽き飽きし、不平・不満のマグマが爆発寸前に


  あった国民。オバマ政権が発足から2年ほどは医療保険改革や大型景気刺激策、


  ウォール街規制改革などの画期的な政策が実現した。しかし、民主党と共和党の


  激しい対立の中、その後、全く政治が動いていない。




     ドナルド・トランプ   






   政治が停滞する中、現状を打ち破る勢いがあるように見えるトランプは、斬新で


  力強いリーダーに映ったのかもしれない。


  知性や理性ではなく、動物的な感覚舌先三寸で不動産王まで上り詰めた


  彼は、そのような先読みの能力が、クリントンよりたけていたのである。





  トランプが司会をし、人気を博したテレビ番組『アプレンティス』のように。


  「ユー・アー・ファイアード(お前はクビだ!)」と、トランプが既存の政治家に


  ノーを突きつけてくれるかもしれない、という期待である。



  トランプのテレビ番組司会進行は、的確に笑いのツボを押さえているのが特徴


  だった。また、トランプは「サイドショー」(三流コメディアン)という


  形容詞がまさにぴったりである。その場の雰囲気を察知し、口先三寸で大衆の


  ご機嫌をとるという・・・





    


    zztrump




   
   トランプは、疲弊し息も絶え絶えの米国中産階級の、代弁者でもない。


  所詮、米国で富を握る1%の富裕層、セレブを代表する人間。使っている


  トイレットペーパーだって、エリエールやネピアではありませんぜ。お尻に


  やさしいセレブのトイレットペーパー。





     そんな人間が、弱者の気持ちがわかりますか?!また、どうして既得権の破壊を


  自ら行い、国民の幸福に帰する政策をとるのでしょうか?!


  



   大統領選挙という目標に勝利をおさめたトランプは、当面羊の皮をかぶった狼に


  変容する。なぜなら、大統領就任までは、吠えそして噛みつく必要がない。


  その時がくるまで、いい子でいればいい。





  政治・外交がわからない、勉強する気もないトランプにとって、そんなことは


  ブレインがやればいいこと。彼はただ、トランプ・ウオールをメキシコ国境


  に建設することを考えろ、と側近に指示するだけだろう・・





  アメリカに深刻な分断・分裂をもたらした、今回の大統領選挙。


  それは、新たな南北戦争の始りであり、反トランプ派が何処までその


  正義の戦いをつらねられるか、今後のアメリカの動向を注視したいと思う。








  さて、米国民の大半が、トランプの本質を見抜けず、単なる言葉に躍らされ、


  国の宰相の選んだ事は、ある意味でヒットラーの台頭と、酷似して


  いるところがある。


    


    ナチス式敬礼の画像 p1_2



  あの時の、ドイツの状況は


  1)第一次大戦敗戦後、打ち続く経済と政治の混乱に、強力なリーダーシップが


    求められていた。



   2)周辺国の反ドイツ感情に対し、国民のナショナリズムが刺激されていた。



   3)経済の混乱から、特に国外の金融資本を中心とする自由主義的な資本主義に


    不信感があった。
 
  4)経済などの面にも、政府が強いリーダーシップを発揮し、介入することが


    望まれるようになった。


  5)国民の中に、閉塞感から、特定の民族や集団を避難攻撃し、差別する感情が


    高まっていった。




   以上のような条件により、過度で偏狭なナショナリズム、反ユダヤ主義、反社会主義、


  反自由主義、反権威主義と新たな権威の構築、過度の中央集権を特徴とする、ナチスの


  台頭の条件が整っていったわけ。






          








  11月3日ニューヨーク.タイムスは、トランプの言動がファシストの特徴に近いと説明。





  その特徴は、(1)カルト活動、(2)積極的な男らしさ 、(3)批判の不寛容、


 (4)異国人と部外者に対する恐怖、(5)中産階級底辺の人々のフラストレーショーンに


  関する売り文句、(6)強烈なナショナリズムと国家的屈辱での恨み、(7)世界で


  最高の人々であるとの全ての市民に約束する大衆エリート主義などが挙げられる。





  イデオロギー的には未熟である「再びアメリカを偉大な国にする」との


  スローガンを掲げているトランプは、 男らしさを強調し、強い男性的な印象を与えない


  政敵を弱い、魅力がないとからかった。





  ブルーカラーの経済不安を驚くほど巧みに搾取し、メキシコ人をごうかん者と批判し、


  イスラム教徒や他の移民の恐怖を煽り、 外国人または移民の脅威をアピールし、 爆撃に


  加えて、外国の敵を拷問するだけでなく、彼らの家族も包囲すると約束するなど、


  まさにファシズムと酷似している。











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  要するに、トランプが「人種差別者であり、偏見者であり、


  扇動政治家」であり、


  その言動に





  USA~!! USA!! USA!!



     阿鼻叫喚したアメリカ国民の大半は、そのつけを後で払わされることになる


  ことは明らか。





  早速ワンワンと駆けつけ、頭をなでなでしてもらいたい、アメリカのポチ


 安倍マリオも、また同床異夢のファシストではなかろうか?


  


  内向きなアメリカに変身するというなら、ここは日本として対米追従の


  外交政策から、アジアに軸足をシフトする好機。核保有の上再軍備、徴兵制の


  実施など、


  再び日本を偉大な国にする


  と、演説している自分の姿を、安倍マリオもまた夢見ている。


  


  < 風をよむ >主幹解説委員の悠愛は、そうよんだのだが・・・・





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