コバケンワールド ・・・
小林研一郎が日フィルを率いての定期演奏会、コバケンワールドに
行ってきました。
小澤征爾に次ぐ、国際的な指揮者といえば、この人をおいて他にはいないでしょう。
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日フイル定演のメンバーに一応なっているのですが、演奏曲目が19世紀
後半の作曲家が多いのです。これは皇子のクラシックの範疇に属さず、耳慣れない
せいもあって全く面白くありません。
その点、コバケンワールドの演目は、まさにクラシック。
今回も、
メンデルスゾーン 序曲 < フィンガルの洞窟 >
ヴァイオリン協奏曲
スメタナ 交響詩 < 我が祖国 >より
高い城、モルダウ、ブラニーク
一般的に、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品61、メンデルスゾーン
のヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64、ブラームスのヴァイオリン協奏曲 ニ長調
作品77が世界三大ヴァイオリン協奏曲と呼ばれます。
これにチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35を加えて世界四大
協奏曲とすることもあります。
メンデルスゾーンは、3大ヴァイオリン協奏曲の中では演奏時間が最も短く、
ヴァイオリンが独奏でほぼ弾きっぱなし。技巧的にも3大ヴァイオリン
協奏曲の中では、ブラームスの作品77と並んで難しいといわれています。
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ヴァイオリニストは、あの懐かしい前橋汀子を迎えて。
https://youtu.be/NUotqoBsRB8?list=PLL501NxdFCdDDmgPlW_c3xJK_DqV6O0UV
前橋汀子( 1943~ )は、演奏それ自体に加えて、凛としたステージマナー
や美しい容姿に惹かれ、ファンを公言する著名人(作家の深田祐介や演劇界の
蜷川幸雄・萩原健一・加賀まりこら)が、かっては少なくなかったそうです。
しかしながら、おん歳70歳を越えて容姿の衰えは避けがたく、昔の名前で出て
いますという感じ。でも名器デル・ジェス・グアルネリウス
( 1736年制作 )をひっさげての演奏は、貫禄すら感じさせます。吾々の世代に
とっては、懐かしさもあってかえって安心して、聴けるのかもしれませんね。
現在のクラシックヴァイオリニスト一人者といえば、やはり庄司 紗矢香
( 1983年~ )になるでしょう。1999年、パガニーニ国際ヴァイオリン・
コンクールにて史上最年少で優勝。その後、海外を中心に活躍しています。
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彼女のヴァイオリンは非常に不思議で、音楽に説得力があります。
オーケストラの独奏部として溶け込むというよりは、むしろ彼女自身の
別個の小宇宙を作っている感じなのです。
日本の美人ヴァイオリニストを調べてみると、諏訪 根自子
( すわ ねじこ、1920年~ 2012年 )という女性が、いたそうです。
可憐な容姿であったことから国民的な人気を得て、「 美貌の天才少女 」と
一世を風靡したほか、ヨーロッパに渡ってベルリン・フィルなど、各地の交響楽団と
共演を果たして国際的に活躍。
10代でクナッパーツブッシュ&BPOをバックにドイツデビュー、ゲッベルス
からストラディヴァリウスの名器を進呈され、戦後は彼女をヒロインとした
「 美貌なれ昭和 」というドラマも作られました。
来月発売のアルファベータの今年最初の本は、萩谷由喜子著「諏訪根自子 美貌のヴァイオリニスト その劇的生涯」。昨年92歳で亡くなった、日本最初の天才にして最高の美人ヴァイオリニスト、諏訪根自子(すわ ねじこ)の評伝。とにかく、美しい。 |NakagawaYusukeの投稿画像
https://youtu.be/n7U_ncQ3-Ok
皇子の世代では、やはり諏訪内晶子( 1972~ )ではないでしょうか?!
略奪結婚後のw不倫、そして脱税問題など、三面記事的なスキャンダルで、
クラシック界からはその名前が消えてしまいましたが・・・
現在、パリに住んでいるそうですが、1990年に史上最年少でチャイコフスキー
国際コンクールで優勝したほどの才能があっただけに、かかる結末は残念でしたね。
現代の美人ヴァイオリニストといえば、やはり河合郁子(1972~ )。
映画女優として出演したこともあり、その美しさは折り紙付き。
イメージ 2
https://youtu.be/3BdmEqOjGho
腰をくねくね、セクシーなその演奏に、
あっ・・・おとうさんがた、よだれが・・・
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